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使徒の働き15:1~3

Jesus said

「あなたの信じた通りになるように」

「勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです」

「何も思い煩わなくてもいい」

2016年5月25日(水)

ディボーション聖句

使徒の働き15:1~3

1さて、ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と教えていた。

2そしてパウロやバルナバと彼らとの間に激しい対立と論争が生じたので、パウロとバルナバと、その仲間のうちの幾人かが、この問題について使徒たちや長老たちと話し合うために、エルサレムに上ることになった。

3彼らは教会の人々に見送られ、フェニキヤとサマリヤを通る道々で、異邦人の改宗のことを詳しく話したので、すべての兄弟たちに大きな喜びをもたらした。

[聖句メッセージ]

 昨日の続きです。

1節 (1さて、ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない」と教えていた。)

 『モーセの慣習』とは、創造主なる神様が人類に与えたと言われている、人間が守るべき真理となる旧約聖書の律法。誰もが守るべき道徳。

 また『割礼』とは、旧約聖書で教えている性器の包皮を一部切除する手術のことで、神に選ばれし人と、そうでない人との区分けをしていた宗教的な慣習を意味します。

 しかし新約聖書は、神の御子Jesusを信じて「洗礼」さえ受けられれば、この「割礼」は必要ないと、教えてくれたのです。

 Jesusは、洗礼を受けるか、受けないかが「神の子」としての判別とするように、教え説かれたのです。洗礼を受ける人は皆、ただそれだけで聖霊の特権を受けられるのです。

 当時、「神の子」とされていたユダヤ人達の多くは、この旧約聖書の教える割礼を含む、様々な規定と法律を守れない人は「神の子」とされず、死後、神の国(天国)に行くことは不可能だと、信じていました。

 ユダヤ人たちは、人は誰でも神からの旧約聖書の律法や法律、そして旧約聖書と社会的なルールを破った人たちは、死後、必ず滅びると恐れていたのです。その為、ユダヤ人たちは様々なルールを守れない人達を見下して、無視して裁いていたのです。

 しかし、あなたの救い主Jesusは、父なる神様からの愛と救いの新しい契約書である、新約聖書を通して、人は皆、人生での罪悪や過ちを犯したとしても、自らの身勝手さと人生での非を省みて、Jesusの十字架上の身代わりの死を信じて悔い改めれば、それだけで永遠に救われると、約束してくれたのです。

 あなたの救い主Jesusは、世界中のどの宗教や死の教えにも達成できなかった、完全なる永遠の救いを約束してくれたのです。

 人生で罪悪と過ちを犯した時に重要なのは、自暴自棄に落ち込むことやあきらめることではなく、真心から悔い改めようとし続ける心のあり方と生き様なのです。胸に書き記して下さい。

・ルカの福音書16:15

『イエスは言われた。「神は、人の心を全てご存じです。」』

・ローマ書3:10

『正しい義人はいない。ひとりもいない。』

 また聖書は、人は誰でもどんなに正義ぶっても、また、神のように完璧を装ったり、聖人を気取ったとしても、完全な人などなく、絶対的に神の御前に罪悪や過ちを犯していると、教え説きます。

 Jesusは、人間同志が他人の罪悪や過ちの多さを判断して見下したり、他人を徹底的に裁いて、人生の可能性まで断つ権限はないと、教え正したのです。

 また、Jesusは人の罪や過ちの数が、死後の天国行きと地獄行きの区分けではないと、教え説かれたのです。大切なのは、何よりも真理を指針として悔い改めようとする心持ちであり、他人の正しい指摘に耳を貸す謙遜さなのです。

・ヤコブ書5:16

『ですから、あなたがたは、互いに罪や過ちを言い表し、お互いのために祈りなさい。それは癒されるためです。罪を告白する義人の祈りは働くと、大きな力があります。』

 このように聖書は、人間が神様に認められる人格者になるには、自らの不完全さを悟りつつ、それを真摯に受けとめ、真理を通しての良心と向上心を大切に、絶えず悔い改めようとする心を大切に生きることであると、教えています。

 他人のせいばかりにせず、真理を基準として、自らの非や誤りを素直に認め正そうとする人となることが重要なのです。

 そして聖書は、どんなに曲がった人生になろうとも、真理による良心を捨て去らない事も大切だと教え説くのです。

 そうすればあなたは、必ず神のゆるしと聖霊の助けを手に入れられるからです。

2節 (2そしてパウロやバルナバと彼らとの間に激しい対立と論争が生じたので、パウロとバルナバと、その仲間のうちの幾人かが、この問題について使徒たちや長老たちと話し合うために、エルサレムに上ることになった。)

 ユダヤ人達の多くは、規則やルール、法律を守らなくても、神の救い主Jesusを信じれば、十字架上の身代わりの死が、全人生での過ちや罪の身代わりとなるという教えを信じられず、使徒パウロ達と論争しました。

 彼らは、自らの罪悪と過ちを認めず、そんなムシのいい話などもあり得ないと、知ったかぶりをしたのです。

 しかし聖書は、あなたの父なる神様は、ムシが良過ぎる程に、Bible & Jesusの救いを素直に信じるあなたをゆるしたくて、救いたくて仕方ないほど、あなたを愛する方。Bible & Jesusのみことばに甘えて、知ったかぶりや考え過ぎをやめて、ただ信じる素直さが大切なのです。

・ヤコブ書2:10

『聖書のほとんどの律法を守っても、もし、一つのみことばでつまずくなら、その人はすべての罪、過ちを犯した者と、ほぼ変わらないのです。』

 ユダヤ人達の多くは、自分達は神に選ばれし特別な存在であり、いつも道徳や法律を守っているので、正しく、また旧約聖書通り、ほぼ完全に生きられていると、錯覚していました。

 聖書は、どんなジャンルにも通じる100%完全な人生を築ける人などいる訳がないと、教え説くのです。完全主義は、あなたの人生や周囲を苦しめるだけなのです。

 人は、誰でも不完全であり、神の御子Jesusの十字架上の身代わりの死と弁護が必要になのです。肝に銘じて下さい。

3節 (3彼らは教会の人々に見送られ、フェニキヤとサマリヤを通る道々で、異邦人の改宗のことを詳しく話したので、すべての兄弟たちに大きな喜びをもたらした。)

 『フェニキア』という町は、地中海東岸、現在のレバノン地域の古代名。『サマリア』とは、現在のパレスチナ中央部、エルサレムの北方約60キロメートルに位置する古代都市。

 使徒パウロとバルナバの教会のJesus Familyたちは、どんな迫害や罵倒を受けても、みことばを信じて行う人たちに与えられる聖霊力と愛と友情で支え合い、いつもJesusの救いと愛を宣べ伝え続けました。

 このようにBibleは、たとえ二人でも、Jesus Family達が日々のBible&メッセージから与えられるみことばの使命感と友情で結束できるのなら、どんな奇跡も起こり得ると約束しています。

 教会の中で、心一つに祈れる信仰の仲間、神からの同志をつくることも重要なのです。そうすれば、あなたはもっと大きな良い実や神の奇跡を呼び込めるからです。あなたに与えられる、不可能を可能にする永遠のJesus Family関係に期待します。AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆に主イエスの十字架上のゆるしと、不可能を可能にできる聖霊のパワーを更に、悟らせて下さい。そして、皆が関わる教会内で神の認める永遠の親友関係を築かせて下さい。

 そうすれば皆、何をも恐れずに、何事にもチャレンジ出来る、幸福に満ちた、誇り高き人生を築けるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN‼

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