2018年7月15日(日)
ディボーション聖句
使徒の働き7:1~5
1
大祭司は「そのとおりか」と尋ねた。
2
そこでステパノは言った。「兄弟たち、父たちよ。聞いてください。私たちの父アブラハムが、ハランに住む以前まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現れて、
3
「あなたの土地とあなたの親族を離れ、わたしがあなたに示す地に行け」と言われました。
4
そこで、アブラハムはカルデヤ人の地を出て、ハランに住みました。そして、父の死後、神は彼をそこから今あなたがたの住んでいるこの地にお移しになりましたが、
5
ここでは、足の踏み場となるだけのものさえも、相続財産として彼にお与えになりませんでした。それでも、子どももなかった彼に対して、この地を彼とその子孫に財産として与えることを約束されたのです。
[聖句メッセージ]
本日から使徒の働きは7章に入ります。
1~2節,聖霊に満たされていた クリスチャン・ステパノの力強い十字架福音メッセージと、たった一人なに堂々としていた雰囲気に圧倒された、ベルテン礼拝堂にいた著名な学者と祭司や政治家たちは、ステパノを妬み、怒りに燃え上がりました。そして 彼らは富と権力を使って、無実のステパノを罪の罠に陥れる為に、嘘の証人を立てたのです。
聖書は、現代社会において、この日本を含めた先進国の憲法や法令の基盤となっていますが、このステパノの時代は、旧約聖書の律法そのものが ユダヤ王国の法律となっていた為、Bibleのみことば(法律)を破る者は 法的にも罰せられていたのです。
またBibleは、人間の一番の重罪とは天地万物の唯一の神様を神と認められず、他の霊や偶像を神として礼拝して祈ったり、創造主なる神様の存在とお名前を汚す行為だと教え説きます。Bibleの神のみことばを冒涜する言動と行動だけは、避けるべきだと教え説くのです。
確かに、わたしたち人間も、人間と認められずに、野獣や虫けら扱いされれば、何よりの屈辱や侮辱になります。人間は皆、差別なき人間同士であるべきであり、創造主なる神様も、まことの神様として認めなくては、何よりの重罪、冒涜になると教え説くのです。
あなたはこれらの大罪を 大したことではないと考えてしまったことはありませんか?
また国際社会において、創造主なる神様への信仰を持たない無神論者たちは、神様を恐れない為に、常に裏表のある二心の人たちと誤解されたり、また 世界人類の共通の真理とルールを持たない危険な存在だと考えられてしまうこともあります。無神論者は、軽蔑される材料にもなり得るのです。
1節,そしてこの時、当時のユダヤ人の指導者のトップであったユダヤ教の祭司長は、ステパノに以下のように尋問しました。
「ステパノ。あなたは神様からの十戒を書いた預言者のモーセを 汚すことを説教して回ったり、父なる神様のお名前に泥を塗ることを 皆に教えたという訴えが出ていますが、それは真実ですか?」というように、祭司はステパノに尋問したのです。
尚、当時は 父なる神様のお名前とBibleのみことばを 人々の面前で冒涜する人は、死罪に匹敵する大罪だったので、この時、無実のステパノはユダヤ人権力者たちの偽証の罠にはめられ、死罪に追いやられたのでした。
2~5節,しかし ステパノは、偽りの重罪の罠(わな)に陥れられても、決して 慌てませんでした。ただ、Bibleのみことばの約束を 堅く握り締め、たとえ 殺されても、永遠なる天国での幸福人生の始まりに過ぎないと確信しきっていたのです。彼は、人は皆、肉体が死んでから永遠なる天国人生と永遠なる地獄人生が始まることを確信していたのでした。
箴言29:10『血に飢えた、悪者たちは潔白な人を憎み、 正直な人のいのちをねらう。』
箴言10:29『主なる神様の道は、潔白な人には、とりでであり、 不法、偽りを行う者には滅びである。』
箴言28:10『正直な人を悪い道に迷わす者は、 自分の掘った穴に陥る。 しかし潔白な人たちはしあわせを継ぐ。』
箴言28:18『潔白な生活をする者は救われ、 曲がった生活をする者は墓穴に陥る。』
そしてステバノは、これらの神のみことばの約束を祈り信頼する事で怒りを抑え、聖霊の平安を手に入れ、自分への偽証から うまく切る抜けることが 出来ました。
あなたは、あなたへの悪口、陰口、偽証がなされると、カッとなって、感情的な言葉や行動を起こしてしまう傾向がありませんか?
あなたへの悪口、陰口、偽証は頭に血を登らせ、罪悪や過ちを犯させようとする敵の罠。まず、聖霊の平安を祈り求める冷静さが重要です。神のみことばを堅く信じ、主イエスに祈り委ねて任せられる神の子たちに聖霊の平安は任されるのです。肝にめいじあいましょう。
イザヤ書35:4『心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」』
偽証により不条理なヤラセ裁判にかけられてしまった ステバノでしたが...彼は、人生と全ての物事を 主なる神様に祈り委ねる事で 冷静さと聖霊力を取り戻し、全人類の信仰の模範者と言われるアブラハムについてのメッセージを 祭司長たちに語り出しました。彼は敵のわなに感情的にならず、ただ信仰を働かせて、真理と真実だけで完璧な対応をしたのです。
またBibleは、このアブラハムについてのメッセージが、彼の不利な立場において、最高で、完全な証言であったと、教え説きます。なぜなら、この「アブラハム」という人はユダヤ教とキリスト教の両方においての「信仰の父」「模範者」であり、自分は神様とBibleのみことばに対しての反逆者でない事を立証するのに、絶好の証言だったからでした。
ルカ福音書21:12〜15『Jesusは預言しました。「人々はあなたがたを捕らえて迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために、あなたがたを王たちや総督たちの前に引き出すでしょう。しかし、心騒がせてはなりません。それは、あなたがたが、わたし イエスを証しする絶好の機会となります。それで、どう弁明するかは、あらかじめ 準備して考えないように、心を定めておきなさい。どんな反対者も、反論もできず、反証もできないようなことばと知恵を、聖霊があなたがたに与えます。」』
このように聖書は...ステパノは不条理な権力に脅されようとも、決してぶれずに、ただ Jesusのみことばだけを堅く信じることで、自分らしさと聖霊からの平安を保ち、結果として神の完全なる知恵にに満ちた完璧な証言ができたと、教え説くのです。聖書からの神の知恵と真理を武装して、言動に表そうと尽力する神の子たちは、いく倍も報われるのです。
また聖書は、このステパノのように、Jesus&Bibleのみことばを しっかり武装して信じ続け、主イエスに祈り任せられる信仰を保とう尽力するならば、聖霊の平安と助けが増し加わり、 あなたのピンチと試練には、聖霊による特別な知恵と助けが与えられると預言しています。人生の試練と敵の攻撃を みことばと祈りに任せて、耐え忍ぶ者たちだけに、Jesusのような大きな奇跡、圧倒的な勝利が引き出せると、預言するのです。聖書から、ピンチからの勝利の方程式を武装して行使する神の子たちは、永遠に報われるのです。しっかり 胸に書き記して下さい。
あなたも大試練や攻撃がある時、Bibleのみことばを 武装して信じ続け、祈り耐え忍べるように成長していき、神の圧倒的な奇跡や聖霊からの大逆転の恵みを勝ち取れると期待します。なぜなら、あなたが大ピンチの時にこそ、圧倒的な神のみことば力や不可能を可能にする聖霊からの祈祷力が任されるからです。AMEN
(祈り)
主なる神様、皆を聖霊に満たし、どんな試練、ピンチ、苦しみが起きても、Jesus&Bibleの約束と預言を しっかりと武装しながら握り締め、祈り耐え忍べる者たちに成長させて下さい。
そうすれば 皆、結果は必ず、大勝利、大成功と大逆転になるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!